家族のための安全な情報管理
はじめに
今、サブスクリプションサービスやオンラインバンキングなど、多くの重要な情報がデジタル化されています。
しかし、もしもの時、家族がこれらの情報にアクセスできないという問題があります。
パスワード管理アプリの活用
私は、9年前からスマートフォンの有料のパスワード管理アプリ『TrueKey』を使用して、各種契約情報を一元管理しています。
これにより、万が一の事態が発生した際にも、家族が必要な情報を容易に見つけることができます。
マカフィーリブセーフを購入したら、3年間で台数無制限でセキュリティアプリをインストール出来ます。このアプリのアカウントで、パスワード管理アプリ『TrueKey』を使えるようになります。
このアプリをスマホにインストールするとスマホが便利になりました。
このアプリのおかげで、同じパスワードの使い回しが無くなりました。
すべてのサイトのパスワードを自分のルールを考えて、すべて違うパスワードに変えて管理できるようになりました。
情報の安全な伝達
インターネットを介して情報を共有することは避け、パスワード管理アプリから抜き出してプリンターで印刷した情報をノートに貼り付けて、配偶者に直接手渡す方法を選んでいます。
手で文字を書くよりも、スマホで整形したデータをプリンターに送信してプリントアウトした方が文字も読みやすく間違いが起こりにくいです。
これは、メールやLINEを通じて情報を送りドキュメントデータを盗み見され情報流出のリスクを避けるためです。
エンディングノートの代わりに
情報を整理してまとめる
まず、自分が持っているデジタル資産を整理することが重要です。具体的には、以下のような項目をリストアップしてみましょう。
オンラインバンキング・証券口座:
- ユーザー名
- パスワード
- 口座番号など
サブスクリプションサービス:
- サービス名
- 契約内容
- 解約方法
- 支払い情報など
各種アカウント:
- SNSアカウントとメールアカウントのパスワード
- ショッピングサイトのアカウントのパスワード
クラウドストレージ:
- サービス名
- ユーザー名
- パスワード
- 保存しているデータの種類
デジタル機器:
これらの情報をリストアップすることで、自分がどのようなデジタル資産を持っているのかを把握することができます。
完全なエンディングノートを作成するまでではありませんが、それに近い形で、サブスクリプション契約情報や各種サービスの解約方法をまとめておくことは非常に重要です。
かなり前の話ですが、facebookでお付き合いのあった方が、若くして亡くなられました。
しばらくすると、娘さんの写真(初めて写真見たのですが、まだ20代になったばかりのような感じ)でfacebookで挨拶がアップされていました。
ちゃんとこちらに目線が向けて、「母が亡くなりました、生前お世話になった方々にご挨拶を…」と娘さんがサイトの閉鎖の挨拶をやられていたので驚きました。
生前、娘さんにアカウントとパスワードを託されていたのだねと感心してしまいましたと同時に、後から少し悲しくなりましたね。
そんなに深く関わっていたわけではないけど、ちゃんとしているなと思いました。