はじめに
イラストレーションは、細部にこだわる芸術形態です。正しい道具を選ぶことは、作品の品質を左右する重要な要素となります。
この記事では、イラストレーターが選ぶべきペンシルの種類と、それぞれの特徴について詳しく解説します。
太芯ペンシルの魅力とは?
太芯ペンシルは、その名の通り、通常のペンシルよりも太い芯を使用しています。
これにより、より太く、力強い線を描くことが可能になり、イラストのラフ案作成に最適です。
太芯ペンシルの代表的な製品には、コクヨの鉛筆シャープがあります。
特に、芯径0.9mmのモデルは、鉛筆に近い感覚で描けるため、多くのイラストレーターに愛用されています。
芯は折れにくい三菱のユニが好きです、それぞれの太さと濃さの芯です。長さの長い専用の芯0.9mmです。
0.5mm4Bは文字を書く時、軟らかくサラサラで書きやすいです。
細芯ペンシルとの比較
従来、製図用として0.5mmや0.3mmの細芯ペンシルが主流でしたが、イラスト作成においては、太芯ペンシルが新たな選択肢として登場しています。
細芯ペンシルは、細かい線を描くのに適していますが、太芯ペンシルは、より自由なストロークが可能で、鉛筆のような描き心地を提供します。
コクヨの太芯ペンシルの特徴
コクヨの鉛筆シャープは、1.3mmの太芯モデルも展開しており、2Bの濃さで、滑らかな書き味を実現しています。
また、ダークブルーのボディは、プロフェッショナルな印象を与え、イラストレーターの間で高い評価を受けています。
100均ペンシルとの違い
市場には100均で手に入る太芯ペンシルもありますが、品質には大きな差があります。安価なモデルは、軸の作りが粗く、使い勝手に劣ることが多いです。
一番上は100均の鉛筆シャープ、中は古いシャープ、下が本日届いたシャープ。全て1.3mm。
価格は100均のものも、下のブランドのものも、ほぼ変わりません、造りが全然違います。
一方、コクヨやステッドラーのようなブランド製品は、耐久性と品質の面で信頼性が高く、プロのイラストレーターにも推奨されています。
下書きを慣れた鉛筆で描いて、それをこのアプリ『クリップ スタジオ ペイント』に取り込んで、たくさんのブラシを使ってトレースしてデジタルに変換すれば、慣れないスタイラスペンで描くより簡単に思うようなイラストが描けると思いますよ。
ステッドラーの製図用ペンシルの利点
ステッドラーの製図用2.0mm芯のシャープペンシルは、特に注目に値する製品です。
20センチほどの長い芯を使用し、専用の芯削り機で研ぐことができます。
このペンシルは、アナログな感覚と4Bの濃さで、鉛筆と同等の描き味を提供します。
イラストレーターのためのペンシル選び
因みに私もコクヨの鉛筆シャープは1.3mmの2BとSTAEDTLERの製図用シャープペン、0.9mmの2Bと2mmの4Bをイラスト作成に使用しています。
昔使っていた鉛筆シャープです、相当使い込んだので年季が入りすぎてます。
ポイントがありましたので、黒の鉛筆シャープの予備で新しいのを購入しました。Primeで、1本、23%引きで178円でした。
送料無料です。Amazonも1本でも配送してくれるようになったのですね。
使い心地はとても良いてますね、細いペンシルは硬い線が描けますが、太芯で4Bくらいだとサラサラ描けますし、まさに鉛筆ですね。紙に描いたほうが微妙なラインが思うがままに描けますので、そうしています。
紙にペンシルで描いて、それをスキャナーで撮影しiPadに取り込んでデジタルで描き上げています。
イラストレーターにとって、ペンシルはただの道具ではありません。
それは、アイデアを形にするための重要なパートナーです。
太芯ペンシルは、その握り心地と描き味で、イラストレーターの創造性を最大限に引き出します。
この記事を参考に、あなたにとって最適なペンシルを見つけてください。
まとめ
イラストレーションにおいて、ペンシルは重要な役割を果たします。
太芯ペンシルは、その独特の描き心地と表現力で、イラストレーターの作品をより一層引き立てます。
このガイドが、あなたのイラストレーションの旅において、有益な情報源となることを願っています。