2024年3月12日更新
朝のコンビニ、それは私だけの特別な空間
これは10年前、朝に始めた習慣のはじまりのお話です。
毎朝、七時に開店する駅の下のコンビニ。
コンビニの扉を開ける、ガラス越しに差し込む朝日と、行き交う人々の活気に包まれた店内。
そこに入ると、イートインコーナーはコンビニの奥の方にあるのですが、イートインコーナーの壁側の二人掛けテーブル、奥の席へと静かに腰を下ろす。
そして、注文するのはいつも同じ、トーストとコンビニのカフェのレギュラーのホットコーヒー。
温かい香りと共に、一日の始まりを静かに味わうのです。
なぜ奥の方のそこなのかといいますと、イートインから駅に出られるし、ガラス越しに駅の人の動きが見えるのです。
会社が駅から10分のところにあり、朝食を食べながら、外を見ています。
会社の方に行く人も見えますし、ゆっくり人間観察してるみたいなものですね。
逆に電車から降りた乗客の人から、イートインはガラス張りで丸見えで、朝食を食べているところは見えています。
というか見られています。
コンビニで朝食をとる理由
なぜ毎朝コンビニのイートインで朝食をとるのか。それは、以下の理由からです。
出勤までの時間を使うため:
10年前にやむを得ず朝早く自宅を出ることになり、出社時間より早く到着し2時間も時間が空く。
自宅で朝食をとる時間がないためコンビニでの朝食に切り替えたのです。
家族への負担軽減:
朝が早いので、家族に負担をかけたくないという思いもあります。
イートインコーナーの快適さ:
椅子のクッションが心地よく、リラックスできる空間です。
もし、このコンビニが無ければ、駅の吹きさらしの寒い硬い板のベンチに1時間、出勤時間まで座っている事になっていたのです。
朝食も別の24時間営業のコンビニで、パンと缶コーヒーで済ましていたでしょう。
仕事前の心を整える時間:
好きな音楽を聴きながら、本を読んだりして、心を落ち着かせられます。
ここで時間を有効に使うため音楽が欠かせなくなってきたのです。
出来るなら、好きな音楽を、最上な音で聴きたいと思ったのが始まりです。
誰にも気を遣わず、自分だけに聴こえるイヤホンを、周りの話し声に邪魔されないためノイズキャンセリングイヤホンを使い始めたのもここで快適に音楽を鑑賞して過ごすためでした。
いつも同じ場所、いつも同じメニュー
私はいつも同じ場所で同じメニューを頼みます。
周りの常連客も大体同じ顔ぶれです。
きっと私と同じように、それぞれにとって特別な時間と空間を過ごしているのでしょう。
偶然の発見と共感
ある日、いつも見かけるおばさんが、私がいつも食べているトーストを買っているのを見かけました。
もしかしたら、私の見て美味しそうだと思って買ってみようと思ったのかもしれませんね。
その光景を見た時、何だか心が温かい気持ちになりました。
変わらない日常、それが私の支え
何年も同じことを繰り返しているように見えますが、私にとってそれは決して退屈ではありません。
むしろ、その変わらない日常が心の支えになっているのです。
夏は涼しく、冬は暖かいコンビニのイートインコーナー。
それは、私にとってなくてはならない場所です。
コンビニで朝食をとるということ
コンビニで朝食をとることは、単に食事をするという行為だけではありません。
それは、自分だけの時間と空間を確保し、会社に行く前のワンクッションです。
理不尽な事をいう、鼻くそのような仕事の出来ない中途半端な管理職ふたりがいます。
そんな奴から憂鬱な心を落ち着かせるための大切な習慣なのです。
こういう空間を作ってくれたコンビニオーナーの方に、何年もこうして使わせて頂いて、大変感謝してます。先見の明がありますね。
10年前から始まった。
これが私のコンビニ飯の始まりの、エピソードゼロということになります。
これからも、私はこの習慣を続けていきたいと思います。
あなたにとっての特別な場所
このブログ記事を読んで、コンビニで朝食をとるという習慣に興味を持っていただけたら幸いです。
朝はどうしても憂鬱な時間でもあります。
だから尚更、
こういう特別な時間を作って、
好きな音楽でモチベーションを、アップグレードする空間も
あるといいですね。
もしかしたら、あなたにとっての特別な場所と時間を見つけられるかもしれません。