2024年4月11日更新
この記事は2019年5月14日の記事で再構成しました。
「ワルツ・フォー・デビイ」は、ジャズのピアニスト、ビル・エヴァンスが作曲した曲です。 ビルは、姪のデビイに初めてワルツを踊ったときの感動を歌に込め、彼女に贈りました。
この曲を聴くと、デビイの笑顔や、ビルの優しさが伝わってきます。 私はこの楽曲をオススメされて聴いた瞬間に、なんて綺麗なピアノなんだと一瞬で虜になりました。 最初のピアノの音。
この音は聴いたことのない美しくて繊細で切ない感じでした。 美しすぎて、こんなチャーミングな楽曲に出会えたのは嬉しかったですね。 私はビートルズが好きなのですが、この「ワルツ・フォー・デビイ」は本当に聴き惚れた1つの楽曲です。 この曲の最初の出だしのピアノの音色がとても綺麗で導入部で直ぐに惹き込まれていきます。 ピアノとベースの美しい音色が私の心に触れ、癒してくれます。 この曲のメロディはとても優雅で幸せな思い出を思い出させてくれます。 この曲を聴いていると、ビルとデビイの思い出のシーンが目の前に現れるかのようです。 デビイがビルのピアノに合わせて楽しく踊っているような風景を想像させるような楽しくて優しい感じのするメロディです。 この曲を聴くたびに、彼らの音楽に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
ワルツ・フォー・デビイを聴いた時、一瞬で虜になった。
ワルツ・フォー・デビイ、曲の雰囲気
ワルツ・フォー・デビイ、このCDの特徴
「ワルツ・フォー・デビイ」を何時もイヤホンで聴いています。
耳元で奏でるピアノとベースとドラム。 音場が広いので、頭の周りに少し空間ができて、ピアノとベース、話し声や拍手が聴こえ、シンバルがリズムを刻んでいる。
左耳の直ぐ側でベースが聴こえ、右耳の少し離れた位置でピアノが奏でられている。ちょっと遠い場所から、観客の声、笑い声など聞こえてきます。
ここは、どこのホールだろうと錯覚するくらいに感じる臨場感がある録音になっています。
このようなライブ演奏はなかなか聴いたことがないと思える空気感を感じます。
ワルツ・フォー・デビイの演奏のテクニック
ピアノも繊細でクラッシックの影響を受けた美しい和音が奏でられていて、ベースもピアノの邪魔にならないでピアノと溶け合うかのように絡み合っているように応答しています。
ドラムも繊細で変化に富んだブラシワークで、曲の雰囲気を作り出しています。
「繊細で変化に富んだブラシワーク」とは、ドラムの演奏技法のことで、ブラシを使ってドラムを叩くことを指します。
ブラシは、細い金属の棒が束ねられたもので、ドラムの表面をこするようにして演奏します。
この演奏方法は、音量を抑え、繊細な音色を出すことができるということです。
この3つ楽器が奏でる「ワルツ・フォー・デビイ」はそれぞれの楽器が際立ちそれぞれ美しさと巧みなテクニックが耳元で絡み合っています。
それぞれの楽器を集中して聴いても存分に楽しめますね。
「ワルツ・フォー・デビイ」のライブ録音の演奏が終わったあとにベースのスコット・ラファロが事故でなくなったのでこれが最後の演奏だそうです。
一番好きな曲が最後の演奏だなんてさみしいです。
Waltz for Debby Bill Evans Trio - YouTube
ワルツ・フォー・デビイは癒やしのくすりになっている
とにかく暇さえあれば何度も聴いています。 疲れた時など、このような元気になれる美しい曲は癒やされますね。
混み合って息の詰まりそうな通勤のバスの中で行き帰りに、自宅までの帰り道でも、何度聴いていて疲れ切った身体を癒やしてくれました。
バスの中でBOSEのQuietComfort Earbudsで聴いてみた時に、ノイキャンの1番強力なモードのクワイエットではなく、少し外音が入ってくるアウェアモードにしてみました。
すると、バスの中で、音楽と人の話し声が混じり合って、まるでライブ会場にいるみたいな感じがしてきます。 CDの中の音、ライブでのグラスが鳴る音や、物が落ちる音、人の笑い声が、バスの中のざわめきと一緒になって、周りの音に思わず反応して、音のした方を振り返ったりしたこともあります。
そういうことって、日常がちょっとしたライブステージに変わる瞬間で、このビル・エヴァンスの演奏が普通の日も特別な感じにしてくれています。🚌🎵
ヘトヘトになって帰る帰宅途中で何度も助けてくれた楽曲ですね。
ライブの雰囲気はとても好きです。
それは、帰り道、家に帰る道でも歩いているとイヤホンからすぐそばに人のいる気配を感じます。
普通のライブは遠くから録音している感じですが、この「ワルツ・フォー・デビイ」はホールの真ん中で録音したかのように狭い空間を感じます。
ひとりで夜道を歩いて帰っているのに、観客の声やグラスの音などが耳元で聞こえると、「アレッ」って立ち止まって横を向いて見渡してしまいました。
すぐ隣に人が座っているかのような臨場感が味わえます。
家への帰り道にグラスの音が聞こえて、横に人が立っているわけ無いですよね。
そのように感じるくらい、目の前で演奏しているような雰囲気を味わえる。
仕事帰りに不思議な感覚を味わえて、そういうのもストレス解消になります。
夜道が、普段と違う賑やかな場所にいる感じがするのです。
何だか楽しい感覚がすごくいいですね。
この臨場感が堪りません。
「ワルツ・フォー・デビイ」は聴いた瞬間から虜になったので、何度聴いても本当にいいですね。
Walkmanで聴くと尚良く聴こえます。
普段は外でモバイルのAmazon Music Unlimitedで聴いています。
しかし、たまにはWalkmanとハイレゾヘッドホンで聴くと、より一層繊細な音がして、ピアノが美しく、ベースはよりパンチが効いて、ドラムのブラシワークの音がより繊細な感じに聴こえますね。
専用オーディオ機器で聴くと音は間違えなくハイクォリティな音になります。
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