- ドラマ『dinner』の魅力について
- ドラマ『dinner』のエピーソード
- ドラマ『dinner』キャラクターの魅力
- ドラマ『dinner』ストーリーの展開
- ドラマ『dinner』演出と音楽
- ドラマ『dinner』視聴者の声
- ドラマ『dinner』総括
- ドラマ『dinner』私が推して何度も見る回
- グルメドラマ考察
- さいご
- 関連記事
ドラマ『dinner』の魅力について
『dinner』は2013年1月に放送されたドラマで、「Ristorante Roccabianca」(リストランテ・ロッカビアンカ)を舞台とする群像劇です。オーナーシェフ辰己日出男(風間杜夫)が病気で倒れ、店の評判が落ちてしまう中、新たな料理長として江崎究(江口洋介)が登場します。彼は辰巳日出男の若き日の修行先である、トリノの有名店「TERESA」(テレーザ)に在籍していたもうひとりの日本人・江崎究。料理に対する姿勢は厳しく、スタッフにも常にプロとして厳しい態度を取りますが、その情熱と探求心は視聴者に楽しさとコミカルさを感じさせます。
その中でも、江口洋介のスマートなカッコよさが私は夢中にさせてくれました。終始ブレずに料理のことを追求し、トラブルがあっても慌てずに解決してしまうカッコよさ。これは見ていてストーリーに惹き込まれました。
ドラマ『dinner』のエピーソード
- 第1話「最高のレストランに最低のシェフ登場」
- 第2話「居場所を無くした料理人!?」
- 第3話「美食の女王来店!嫌な注文」
- 第4話「届け!パスタにのせた想いわ」
- 第5話「空飛ぶタコと小さな奇跡」
- 第6話「まず始めに前菜を」
- 第7話「最後の晩餐と叫ぶ皿洗い!?」
- 第8話「まずいと言った最強の敵!」
- 第9話「 あぁ、神様!料理長が不在」
- 第10話「 店がなくなる!?決断の時」
- 第11話「 これが最後の味」
ドラマ『dinner』キャラクターの魅力
主人公の江口洋介演じる江崎究は、料理に対する愛情が溢れるキャラクターで、その情熱が画面越しにも伝わってきます。支配人の辰巳 沙織(倉科カナ)、給士長の瀬川 壮一(ユースケサンタマリア)、セコンドシェフの今井 耕助(松重豊)、パスタ担当の木村 数馬(八嶋智人)など、安定した演技力を持つ俳優たちが物語を彩ります。
ドラマ『dinner』主要登場人物
- 江崎 究(えざき もとむ) (45) - 江口洋介
- 辰巳 沙織 (26) - 倉科カナ
- 瀬川 壮一 (42) - ユースケ・サンタマリア
- 辰巳 日出男 (63) - 風間杜夫
キッチン担当
- 今井 耕助 (46) - 松重豊
- 夏野 大樹(なつの だいき) (38) - 袴田吉彦
- 木村 数馬 (43) - 八嶋智人
- 武藤 はづき (31) - 関めぐみ
- 浜岡 孝太郎 (58) - 志賀廣太郎
- 大塚 弥生 (42) - 池津祥子
- 梶 信成 (30) - 越村友一
- 古田 博巳 (21) - 町田宏器
ホール担当
ドラマ『dinner』ストーリーの展開
各エピソードは個々のキャラクターの背景に焦点を当てつつ、江崎の料理を通じて問題が解決される構成になっています。ドラマはコミカルな要素も含みつつ、暗い話のない、明るく楽しい、飽きることなく楽しめる内容です。
◆【注目!】FODて無料配信中(1話から3話まで)
ドラマ『dinner』演出と音楽
ドラマの演出は調理場の活気や臨場感がスタッフの動きなどで伝わるよう工夫されており、視聴者はチームワークの成長を感じながら物語に引き込まれます。また、佐橋俊彦の作曲によるサントラ、イタリアンなクラシック音楽もドラマのイタリアンな雰囲気を醸し出していてお洒落です。エンディングに掛かるサカナクションの主題歌「ミュージック」など心地よい音楽が物語を盛り上げます。
このドラマの音楽は秀逸です、優雅なイタリアの雰囲気を全編に漂わせてイタリアンレストランを舞台にしていることを視聴者に音楽で刷り込んでいます。いつも見たことのある俳優さんの他のドラマのイメージもイタリアンな音楽によって払拭してくれています。(松重豊さんが井之頭五郎に見えません)
私も程度の良い中古CDを購入してSONYのウォークマンで聴いています。
とても耳障りの良いイタリア風の音楽でドラマの中にいるみたいです。
フジテレビ系日9ドラマ「dinner」オリジナルサウンドトラック - YouTube
ドラマ『dinner』視聴者の声
多くの視聴者が『dinner』の魅力について語っており、ストーリー自体の面白さも、元気が出てきて、楽しいと絶賛しておりますし、江口洋介の演技や八嶋智人のキャラクター、美味しそうな料理の描写などが高く評価されています。また、キャッチコピー「ひとつまみのスパイスが、人生をもっと美味しくする」はドラマのテーマを象徴しています。
何年も経っていて難しいかもしれませんが、視聴者からも続編が待ち望まれている作品です。
ドラマ『dinner』総括
『dinner』は料理を通じて人々の心を動かす物語です。
視聴者に元気と笑顔を与えるドラマです、私も仕事などで大変な時期にこのドラマにめぐり逢い元気になりました。
ストーリー自体に暗い話は一切ありません、トラブルなどがあっても江口洋介がポジティブに考えて問題を解決してしまうという超前向きになるドラマです。
江口洋介が最高にカッコ良かった。常に料理のことばかり考えていてコミカルなのですが、イザという時にはプロとして的確な指示をスタッフに与えています。
素晴らしい料理を作って、お客さんから称賛されるシーンは、プロのシェフという職業をカッコよく演じている江口洋介が最高でした。
このドラマを見て江口洋介のファンにさらになってしまいました。このドラマの江口洋介が1番カッコいいと感じました。
ロケに使われたレストランも外装も、セットの内装やインテリアのお洒落さ、キャストの安定した演技、そして感動的なストーリー展開し、何度見ても楽しくて、新鮮な感動を与えてくれます。
このドラマは料理の力と人々の情熱が織りなす、心温まる物語を描いてます。
ドラマ『dinner』私が推して何度も見る回
第4話「届け!パスタにのせた想い」
武藤はづき(関めぐみ)は、レストラン「ロッカビアンカ」の唯一の女性シェフで、パスタ担当です。
彼女の父親が汚職議員の秘書をしており、警察に追われている状況でした。はづきは家庭で厳格だった父に反抗し、家出をして料理人の道を選びました。
彼女は、そんな父に会いたいとは思っていませんでした。
ある日、父親がレストランに現れ、はづきが作ったパスタを注文します。しかし、はづきはこれを断固拒否し、「あんな人に私の料理を食べさせたくない」と言います。
彼女はバリバリの男社会で誰にも負けないように頑張ってきましたが、この状況では少し甘えが出てしまったようです。
江崎は、料理人としてのプロフェッショナル精神を持ち、客に料理を作ることが仕事だとはづきに言います。
はづきは、自分の料理を父親に食べさせたくないという個人的な感情を抱えていましたが、江崎の言葉によって、料理人としての責任感を思い出します。
最終的にはづきは、父親への思いを込めてラビオリを作ります。
父親がラビオリを食べようとしたその時、刑事たちが踏み込んできてしまい、食事は中断されます。
しかし、内偵捜査に来ていた女性警部のお陰で父親はラビオリを食べ終えた後、皿に残ったソースで「はなまる」を描き、はづきに伝えます。
これは、幼い頃に父親からもらった唯一の「はなまる」の思い出です。
第7話「最後の晩餐と叫ぶ皿洗い」
皿洗い担当の古田博巳は、店に入って1年経つのに包丁さばきの手際の悪さを先輩たちに指摘され、足手まといと揶揄されて、店を飛び出してしまいます。
彼の心には深いショックが残りました。今井に慰められて職場に戻った古田は盛り付けをやらせてくれとアピールするが江崎に断られ、「皿洗いが嫌なら辞めろ」とまで言われてしまう。
一方、引退が噂される有名サッカー選手、黒木春人(東幹久)が店に打ち合わせに訪れます。スタッフは彼の存在にざわつきますが、彼はオーナーシェフの江崎努(江口洋介)と旧知の仲でした。
後日、黒木は現役引退を決意したのでその最後の晩餐に相応しい豪華なディナーを食べに来たと告げ、江崎の料理を食べに来たのです。
出された料理は修行時代によく食べていた思い出深い料理(貧乏人のパスタ)ペペロンチーノだったのです。
帰り際、古田は黒木から江崎の過去を聞き、江崎もかつて修行時代に2年間毎日皿洗いをしていたことを明かします。
この話を聞いた古田は、自分が足手まといだという考えを改めます。そして、黒木も江崎との思い出話で現役続行の決意を新たにします。
第10話「店がなくなる!?決断の時」
人気レストランが突如として経営危機に瀕します。
原因は、店の回転資金が底をつき、銀行の融資金の返済が遅れて、給仕長瀬川 壮一(ユースケ・サンタマリア)が個人的にサラ金などに踏み込んだ借金の返済も滞っていたからです。
銀行から受けていた返済も滞っており融資係は、返済の遅れを理由に融資の断りを通告。
店内は大騒ぎに包まれます。融資係冬樹 恒彦 (勝村政信)が「Roccabianca」を訪れ、財務・収支状況を確認することになります。冬樹 恒彦からは経費削減を求められ、スタッフ間の緊張が高まり、将来への不安が渦巻く中、給仕長瀬川 壮一は重大な決断を迫られます。
しかし、そんな逆境の中でも、シェフの江崎究(江口洋介)の食材費を惜しまずお客様に喜んでもらえる創造的な料理と、給仕長瀬川 壮一のお客様への献身的なサービスが客を魅了。
店は次第に活気を取り戻し、経営危機を乗り越えることができました。
給仕長の勇気ある行動とシェフの料理への情熱が、困難を乗り越える力となりました。
このエピソードは、チームワークと信頼の大切さを改めて教えてくれるものです。
瀬川「ありがとうございました。江崎さんに、この店を救ってもらいました」
江崎「勘違いしないでくれ。俺はただ美味い料理が出したいだけだ。あんたと違って店のことなんて考えてないさ」
江崎「さっきの電話?なんでランチに来た客が?この店をパーティー会場にしたと思う」
瀬川「え、それは?江崎さんの料理を気に入って」
江崎「いいや、俺の料理のことなんてちっとも触れてなかったよ。彼女、あんたに感謝してた。片方だけのイヤリングのお客さんだ。あのイヤリング母親の片見だそうだ」
江崎「俺はここに来てから、ホールに対してちょっとも注文をつけたことがない。それはあんたという人間がいたから。客はただ料理を食べに来てるわけじゃない。その店にしかないサービスを求めてやって来る」
江崎「この 3 ヶ月間、常連客をつなぎ止め。スタッフをまとめてきたのは俺じゃない。この店を救ったのは間違いなくあんただよ。瀬川さん」
引用 FOD
第11話、最終回「これが最後の味」
江崎(江口洋介)は「TERESA」シンガポール店料理長の就任のオファーが来ていた。
相手に会いに行き交渉していた。念願のテレーザのシェフの座があることに迷っていた。
レストラン『リストランテ・ロッカビアンカ』でイタリアンレストランの世界的格付けガイドブック「カーザ・トリーノ」の審査が行われることになった。
江崎は今井(松重豊)の最近の上達ぶりに気付いていたのか、セコンドの今井と二人で料理を出すことになる。
軍配は今井にあがり、スタッフは騒然となり、今井は自分を勝たせるために江崎が手を抜いたのではないかと勘ぐった。
江崎はそれは無いと言い放った。それをきっかけに江崎究が店を辞めていった。
しばらくして近くの市場に買い出しに現れたところ、退院したロッカビアンカのオーナーシェフ辰巳 日出男(風間杜夫)と出会い、一言二言会話を交わしただけのシーン、
江崎「ロッカビアカの方ですか?」辰巳「おお?ご存知ですか、うちの店を」
江崎「昔食べに行ったことがあります。すごく美味しかったですよ」
江崎「最高な店ですよね、ロッカビアンは」
辰巳「ありがとう」
江崎「じゃ、失礼します」と言って去っていった。
引用 FOD
短い会話で初対面の二人の会話が印象的だった。
支配人沙織(倉科カナ)が江崎究の姿を見掛けるが、呼び掛けても見失い、江崎の横顔だけが光の中に映し出されて去っていってしまうシーンは寂しい気持ちが出てきた。
何度も見て、セリフ等は覚え込んでいますが、詳しく書き込みたい気持ちはありますが、特に心に響いたセリフだけを引用させて頂きました。
他所はシナリオ完コピでは申し訳ないので、大雑把な文章体にしています。
グルメドラマ考察
さいご
私の超お気に入りドラマで2013年にリアルタイムに見てBlu-rayに録画したのです。
それを10年経って娘と一緒に見ていたら、第7話から画面がモザイクでノイズだらけで見れなくなっていたのです。
壊れて見れなくなっていて、Blu-rayの管理が悪かったのかもしれません。10年間放置していたのが悪かったのです。
がっかりしていたら、番組表を何気に見ていたら、1週間後の昼間に『dinner』再放送の表示が「えっ、嘘だろ」っと思いました。
あり得ないでしょ、10年前の録画見ていたばかりの番組がグッド・タイミングで再放送、今まで10年も再放送なかった番組が、壊れたからプレゼントみたいに。
今は、同じ時間帯が再放送枠になっていて、何本も放送されて、当時録画しなかったドラマを見て面白かったドラマを保存し直しています。
有料の動画配信よりお得ですからね。
壊れたのがトラウマになって、保存しておきたいドラマはBlu-rayに2枚、Blu-rayドライブにも残しています。そしてパックはBlu-ray専用不織布入で圧が掛からないようなガイド付きで必ず寝かさず立てて保管しています。
私がライブラリの中で1番好きなドラマで何度も見れるようにBlu-rayレコーダーの一番上に保存されています。家族からはまた見てると言われる始末です。
それも上に上げた4話、7話、10話、最終回ばかり何度も何度も見ていますから、家族から「またぁ」って言われて呆れられていますね。
よく考えたら、1番みたい回のBlu-rayディスクが壊れて見れなくなっていたのですね。
落ち込んだ時なんかに元気がもらえるドラマでした。なので私は続編が見たかった最高の作品ですね。
関連記事
ドラマ『dinner』のロケ地巡り
ドラマ『dinner』(江口洋介・倉科カナ)11年後のロケ地を地図と画像でご紹介 | ロケ地ピルグリム
ドラマ『dinner』