【切ない恋心】過去の恋、忘れられない君へ綴る秘密の日記
大切な日記を開き、懐かしい情景を思い出すたび、PixAIやPictorなどでその一瞬をビジュアル化するのが私の楽しみです。
夢のような彩りに仕立てられた思い出は、より心に染みわたります。
ときには切ない気持ちもよみがえりますが、そんなひとときもまた大切にしています。
- ひとコマの再現が鮮明
- 隠れた想いが花開く
- 秘密のシーンを公開
そんな時間が宝物です。
マユミとふたりきりの午後
朝、出勤するといきなりマユミから言われた。
「今日は担当の二人が休みで、誰も対応できないから、私がやることになったの。ヒロ、補佐をお願いね」
予想外の展開に驚きつつも、心のどこかで「やっぱりか」と納得していた。
こういうとき、なぜかいつもボクが選ばれるのだ。他にやれる人がいないから必然だけどね。
正直なところ、断る余地なんてない。
いや、マユミに言われたら断れるはずがないのだ。理由は簡単で複雑。ボクは、彼女のことが好きだから。これを「弱み」と言ってしまうのはどうかと思うけれど、少なくとも彼女の頼みを断れない理由としては十分だった。
彼女もきっと「ボクが断らないのって、私のこと好きだからでしょ?」という彼女の含み笑いが聞こえてきそうだ。それでも、マユミが困っているのなら助けたいと思う気持ちに嘘はない。
こうして、その日はマユミとふたりきりで仕事をすることになった。
二人だけの仕事
その日の仕事は、二つの部署を掛け持ちするというハードな内容。
ボクが補佐を務めることで、少しでもマユミの負担を減らせればと思ったが、内心では彼女のそばにいられる時間が増えるのが嬉しかった。
「じゃあ、行くよ」マユミが笑顔で言うと、ボクはただ頷く。
その笑顔を見るだけで、一日が特別なものになる気がした。
広いフロアの一角に、ふたりだけの空間が生まれる。静かなその場で、彼女は集中して作業を進め、ボクは指示に従って動く。たったそれだけなのに、なぜか充実感を感じた。
ふと視線を上げると、机の向こうで資料をめくるマユミの姿が目に入る。髪をかき上げる仕草や真剣な表情に、思わず見とれてしまう。
昼休みの穏やかな時間
昼休みには、部屋の一角でふたり並んでお弁当を広げた。
「思ったよりスムーズに進んでるよね」
マユミの言葉に、ボクは軽く頷く。それだけの会話なのに、不思議と心が満たされる。ふと「これってデートみたいだな」と思ったが、そんなことを言う勇気はなかった。マユミに気づかれたら、きっとからかわれるに決まっている。心の中でそっと楽しむだけだ。
予想外の会話
作業を終え、本事務所に戻る途中、マユミがふいに言った。
「ねぇ、ヒロってさ、南海キャンディーズの山ちゃんに似てない?」
突然の発言に、思わず振り向く。「なんでボクが山ちゃんなんだよ!」
「だって、私といるときのヒロって、めっちゃツッコまれてるでしょ?見てたら私、しずちゃんになった気分になるんだよね」
「どういう気分や、それ」なんとも不可解な会話だったが、確かにマユミといるときのボクは、ボケ役なのかもしれない。
またこんな日が来ますようにと期待と少しの幸せ
そんな一日だったけれど、ボクにとっては特別な日でもあった。
仕事中は決してワクワクしたりドキドキしたりする余裕はなかったが、それでもマユミと過ごす時間は何か特別なものに思えた。こんなふうにふたりきりで過ごせる日がまた来るといいな、なんて密かに期待してしまう自分がいるのだ。
たまにはこんな日があっても、悪くない。いや、むしろ、またこんな日が来ることを願ってしまうのだ。
コメント
- ゆりりん ゆりりん :アレ??しずちゃんが、ボケキャラぢゃなかった??(^_^;)でも、そういうやりとりも、なんだか楽しそぉやけどなぁ~(〃▽〃)
- £io゚。* £io゚。* : うん、素敵な感じだね!!
- みゃい†華嬢連NO.022 みゃい†華嬢連NO.022 :何で南海キャンディーズなの?でもなんかそんなやりとりもいぃですねぇ!!
- ☆мддлд☆ ☆мддлд☆ :仲良し仲良しいぃ感じ!!
- ホットケーキはステキ♪MA-ЯI♪ ホットケーキはステキ♪MA-ЯI♪ :なごやかムードでほんわり仕事…って感じ!!仕事も楽しくやりこなせていい感じ(*^_^*)
- 桃 桃 :いいなぁ!!なんかホノボノしちゃった!!