【切ない恋心】過去の恋、忘れられない君へ綴る秘密の日記
大切な日記を開き、懐かしい情景を思い出すたび、PixAIやPictorなどでその一瞬をビジュアル化するのが私の楽しみです。
夢のような彩りに仕立てられた思い出は、より心に染みわたります。
ときには切ない気持ちもよみがえりますが、そんなひとときもまた大切にしています。
- ひとコマの再現が鮮明
- 隠れた想いが花開く
- 秘密のシーンを公開
そんな時間が宝物です
前編:「ボクとマユミ、意地の交差点」
昼下がりのオフィスは、外の景色を遮るブラインドと、漂うコーヒーの香りで包まれていた。休憩室にはボクとマユミだけがいる。
妙な沈黙の中、カフェラテを見つめるばかりで、互いに視線を合わせない。
ことの発端は些細な一言だった。マユミがボクのデスクにそっとやってきて、いつもの柔らかい声で言ったのだ。
「仕事、少し他の人に回してもらえないかな?」
最初は気遣いだと思った。だが、ボクは即座に断った。
「いや、大丈夫だよ。俺がやるから。」
その瞬間、彼女の表情が曇るのを見て取った。そして次に放たれた言葉は、思った以上に強いトーンだった。
「いいから、私の言う通りにして。」
それが引き金となった。気づけばボクらは、互いに意地を張り合うように言い争っていた。
「だからさ、無理しないでって言ってるの!」
「俺は無理してないよ。やれる仕事をやってるだけだ。」
ボクがそう言い返すと、マユミの目が冷たく細められた。いつもの優しさがどこかに消えていた。
「どうして、そんなに意地を張るの?他の人に頼ってもいいじゃない。チームなんだから。」
「頼るとかじゃなくて、俺がやれるって言ってるのに、なんで勝手に話を進めようとするんだ?」
その言葉に、マユミは深い溜息をついた。その音がやけに大きく聞こえた。
「勝手にじゃないよ。あなたが無理するのを見ていられないから、提案したの。」
彼女の言葉は、どこか刺々しくも思いやりに満ちていた。だが、ボクにはそれが素直に受け取れなかった。
結局、意地を張り通すだけの自分に嫌気が差しつつ、何も言えずにカフェラテの泡を見つめる。
そして、その沈黙が苦しくなった頃、彼女が呟いた。
「相談しなかったのは悪かった。けど、私、あなたのことを思ってやったつもりだったの。」
その言葉は妙に胸に刺さり、反論する気すら奪われた。休憩室には夕陽が差し込み始めていたが、その光がどこか遠く感じられる。
後編に続く一
コメント
- 綸胡 綸胡 :ありゃぁ !!マユミしゃん 怒らしぇたんかぃ‥‥大丈夫しゃ、明日になれば ご機嫌良くなってるょん。
- ボク:綸胡、朝、怒ってたけど、もう、怒ってないみたいだった。
- ビスト ビスト :これも すれ違い・・・凹垂れるなよ~
- ボク:ビスト、大丈夫みたいだった。もう、怒ってないみたい。
- ゆりりん ゆりりん :あ゛ララ・・・(汗)@Hiroさん達でも、こんな険悪モードになることも、あるんですね・・・(泣)
- ボク:ゆり、めったに無いけどね。ボクのほうから謝るよ。マユミの事好きだしね。マユミも自分の事をボクが好きだって事わかってるから。半日ケンカだよ。夜には仲直りしてる。