昼休みのおにぎりと夕暮れのやりとり
昨日は忙しかったけれど、振り返るといろいろあったなぁ、と思う。
昼休み、いつものようにコンビニにおにぎりを買いに行こうとしたら、マユミが声を掛けてきた。
「ねぇ、あたしの分も買ってきてよ、おにぎり。」
目の前でマユミが手を振ってこちらを見ていた。
「えっ、何味がいいんだ?」
「鮭。」
短い返事に少し笑ってしまう。こういうやりとり、なんだかんだ嫌いじゃない。
コンビニから戻り、おにぎりを渡すと、マユミは「ありがとう」と言いながら少しだけ微笑んだ。その小さな仕草が、昼間の疲れを少しだけ和らげてくれた気がした。
夕方になると、一日の仕事が立て込んできて、ミスをしてしまった。
やってしまったと気づいた瞬間、目の前のデスク越しにいるマユミに頭を下げた。
「あー、ごめん、ごめんなさい!」
頭を下げて謝るボクに、彼女は頬をぷくっと膨らませて、ツンと顔を向ける。
まるで、漫画みたいな仕草だ。思わず笑いそうになったが、なんとかこらえた。
こういうときのマユミは、実は怒っていない。それどころか、どこか楽しんでいるようにすら見える。
「次から気をつけてよね。」
軽く言い捨てたマユミが再びパソコン画面に向かう姿を見て、ホッとする。
だけど、会社の中でこのやりとりを目撃した他の人たちは、たぶんこう思っているかも。
「あの二人、夫婦ケンカでもしてるの?」……。いやいや、そんなわけがない。
だけど、こういう何気ない、やりとりやマユミの仕草が、妙にボクの心を落ち着かせるんだ、癒されるというか、ボクの気のせいかもしれないけれど、こういう瞬間って、なんだか好きだし大切にしたいと思ってる。
コメント
- みか:ヒロさん 社内恋愛なんですねうらやましいなぁ(≧∀≦)
- ボク:死ぬまで恋愛してたいな。なんてね。みかちゃんも、きっと、いい恋ができるよ。
- ビスト:近くに好きな人がいていいね〜 仕事も楽しくなるでしょ〜 (o・。・o)あっ!そっか。 だから 「賞」とか取れる仕事ができるんだ〜 レ( ̄ー ̄)ナットク!!( ̄^ ̄/)
- ボク:美人のビストへ。 好きな人の前では、みんな、格好つけるもんな。 でも、ボクは格好悪いとこばかり見せちゃってるもん。
- ビスト:ヒロさん: また、美人って言ったー! 全く美人じゃないんだから!!!(`-´メ) プンッ お互いの全てを受け入れあってんでしょ? いい関係やん
- ボク:べっぴんさんのビストへ。 時々、凄い剣幕で怒られる事もあるよ。
- ビスト:ヒロさん: (-_-メ)今度は べっぴんさんかい! 仕事場で年上のヒロを怒れるんだから それだけ仲がいい証拠!
- ボク:美女のビストへ。 うれしい事言ってくれるね。 そういうものかね。
- ビスト:ヒロさん: ~~~~~~~(;_ _)O パタ... 美女ね。。。美女。。。 そういうものでしょ~ 今の私も ヒロを怒れるけどね。。。 (`ー´) クククッ 「たいがいにしろよー!人をおちょくっとんのかー!」 ってね。( ̄ー